こんにちは〜もしゃまめです。🫘
前回に続いてCLIP STUDIO PAINTのレイヤー機能を、少しだけ掘り下げて紹介しようと思います!
今回紹介することも難しくはなく、デジ絵を描くうえで必要な知識になりますので是非読んでみてください。
では早速。
クリッピングの主な用途
前回の記事でも少し触れましたが、簡単に用途をまとめます。
- 透明度を変えてトレースしやすくする
- 表示/非表示で、描いている絵を見やすくする
- パーツごとに大きさ、形、色の変更
- クリッピング
もしゃまめさん専門用語ヤメテクダサイ、、🫸
という方にも世界一わかりやすく説明しますのでご安心を。
では一つずつ解説していきます。
透明度を変えてトレースしやすくする
絵を描くときはアタリやラフ(下書き)を描きますよね。
全体のバランスを取る時なんかにアタリ線をいくつか描きます。
その上から絵を塗ってしまうと、アタリ線が邪魔してしまうので透過させます。
レイヤーウィンドウの上のゲージを調節することで透明度を設定できます。
表示/非表示で、描いている絵を見やすくする
絵を描き進めていくとレイヤーの数が増えていき、イラストが複雑化します。
(↓今回は厚塗りという画法を使っているのでレイヤー数は少なめです。)
この絵は金髪が目立つように背景色を入れています。
しかしこれだとアタリ線が見づらくなっています。
こういうシチュエーションで非表示機能を使います。
各レイヤーの左側にある目のマークを押してみると、、
アタリ線が見やすくなりましたね。まぁこの段階ではもう必要ないんですけど笑
必要なくなったら削除しても構いません。
白に近い色を塗る時は背景色を入れてから塗るといいでしょう。
パーツ毎に大きさ、形、色の変更
(急に青りんごになったのはみなさん気にしないでくださいね、、?笑)
ツールバーにある「拡大・縮小・回転」ボタンを押すと
そのレイヤーだけを選択し、編集できます。
このようにドラッグで位置を調整したり、大きさを変更することができます。
四角の外をドラッグすると絵を回転させることもできます。
レイヤー分けをしないでパーツをずらすこともできますが、
修正が少し大変になるので最初のうちは、レイヤー分けを意識しましょう。
特殊なツールを使用することでこのように一部分だけ移動できますが、
その部分が切り取られてしまうので、周りを修正する必要があります。
それでも厚塗り(一枚のレイヤーで絵を完成させていく)で描くメリットもあるので、
僕はいつもこの画法を使っています。
厚塗りに関してはまた別記事で解説します🫘
クリッピング
クリッピングとは、
特定のレイヤーに対して、その下にあるレイヤーの描画範囲内でのみ描くことが出来る機能です。
絵を使ってわかりやすく説明しますね。
レイヤーウィンドウのクリッピングボタンを押すと
このようにレイヤー1で描いた部分にのみ絵が反映されます。
この機能を使うことで、はみ出しを防いで簡単に影やハイライトを追加できます。
まとめ
いかがでしょうか。
レイヤーを使いこなせるようになれば、多少絵が苦手でも十分に補うことができます。
続いての記事ではレイヤーに描いたイラストを少しだけ編集する方法を紹介します。
最後まで読んでいただきありがとうございました!